皆様、改めまして【ライフカンパニー住吉】にて管理者をさせていただいてます私です。
昨日は初投稿と言うこともあり、ご挨拶だけのブログとなりましたが、これからは事業所で取り組んでいる内容等をアップしていこうと考えています。
これからも不慣れな私ですが、閲覧いただければ光栄です。宜しくお願い致します。
本日はタイトルにも記載しました【補装具費支給制度】について、弊社が就労継続支援B型を開所させていただき、初期から仲間としてご協力いただいている方のお話も含めアップしていきたいと思います。
もちろん、ご本人様にもブログ内容をご確認いただき了承を得て投稿致しております。
仲間として協力し合いながら他愛もない話を膨らませていた時のことです。
ご本人様から「今使用している補装具のテープ部分が、ボロボロになってきて固定が悪いんだよね。修理したいんだけど、どこでしてくれるか知ってる?」とスタッフに尋ねてくれました。問いに対しスタッフも「もし大丈夫なら、確認させていただけますか?」と尋ねると「良いよ。」と気兼ねなく答えてくれました。
作業の切り替わりを見計らい個室にて確認したところ、ご本人様がおっしゃるようにマジックテープ部分が劣化しており、ご自身で工夫しながら使用されていました。確かにこれでは固定が弱く、転倒に繋がる危険性を感じます。ただ、その他にも気に掛かる部分があり、それはサイズ感でした。
そこで「いつ頃に作っていただいたのですか?」と尋ねると、「倒れた時に病院で作ったから、だいたい10年経つかな」とのこと。
補装具全体を拝見させていただき、大事に・大切に使用されてきたのは見て分かります。
ですが、10年という歳月はご本人様自身の体にも変化があります。
「修理よりも新たな装具の作り直しを考えたことありませんか?」とスタッフ。
すると「病院の時に8万ぐらいかかり、生活面的に考えていない。」と話してくれました。
その日の夕方、各スタッフと管理者を含めた会議にて議題とし意見交換をしていきます。
いろいろと議案が飛び交う中【補装具費支給制度】を取り入れた提案を、ご本人様とご家族様に説明してみることとなり、翌日資料を用意し、ご本人様に説明させていただいたところ「この制度について、家族にも説明して欲しい。」と希望され、お時間を作っていただきご家族様にもご説明させていただきました。
すると「本人を思うと作り直すことが最善とは思っていました」とご家族様。
ご本人様は「安いものではないから、家族に迷惑を掛けたくないと思っていた」と話てくれました。
その後、ご本人様・ご家族様ご協力の基申請も無事に終え、型取り・仮合わせまで進んでいます。予定では来月中旬にはお手元に届く予定となっています。
また、ご本人様の一番の気掛かりだった費用面につきましても、1割負担の7,000円を下回る料金で作っていただけることとなり、ご本人様含め私達も嬉しい結果となりました。
他愛のない話の場から始まった今回のストーリーは、少しの気付きや観察し共有する大切さ、そして何よりご本人様を含む、環境を考慮した提案の重要さを再確認させていただく物語となっています。
ご本人様のお手元に届くまでは最終章となりませんが、補装具費支給制度を知らない方に届くといいなという思いから、ご本人様と協力して本日のアップとさせていただきます。
今後もどうぞお楽しみください♪
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